2016年4月11日月曜日

日本からのアメリカ留学生 なぜ減少?

日本はかつてアメリカ留学が一つのブランドを作っていた。

日本のアメリカ留学生は1990年から後半には5万人ほどになり、
国別ではトップだった。


90年代末に中国に抜かれ、2000年代初頭にインド、韓国にも追い越された。

さらにカナダ、ブラジル、台湾に抜かれ、2014から2015年ではおよそ1万人と
7位にまで落ちているのが現状。

今ではダントツトップは中国からの留学生であり、なんと30万人を上回っている
らしい。

アメリカでの留学生の人数はおよそ100万人前後でその3割が中国からの
留学生。

その背景には中国の経済成長とともに留学生の数も右肩上がりで
また一人っ子政策により子供にかける教育費も潤っているとのこと。

では日本はというと今の留学生人数が丁度良い数であり
昔は逆に多すぎたのではという見方もあるが 

・やはりバブル時期にある種のアメリカ留学というもの
 がトレンド化され人気であったのは確かだと思う。

・また現在においては少子化が問題であり絶対的に学生の人数が依然と比べ
 少ない。

・アメリカではリーマン・ショック後、大学の基金が目減りして生徒への負担が増加し、
 急激に学費が高騰しましたというのもあり、

・今日本の経済状況と学費の高騰でなかなか以前に比べて簡単に子供を留学
 させることは難しくなってきたのでは。

・またグローバルな社会に日本がなり、ネット社会、海外の情報がグローバルに
 日本に居てもゲットできるようになった。

・それに日本の大学においても外国人教授や英語オンリーの授業などが確立
 し、国際化してきたのも要因では。

ただ色々な経済状況、グローバル環境などが関係してこのような推移になった
きたが、それでもまだ1万人ほど留学生がアメリカで経験を得ている。

就職のため、英語の勉強以上に多くの人種がいるアメリカでその人たちと接し
文化を知り人間を成長させてくれる。

また改めて日本を離れ更に日本の良さや
アメリカの良さを知ることで自分自身の視野を広げれるので
個人的にはより多くの日本の学生がアメリカで学び、

今後それを生かして日本、アメリカ、さまざまな国で
活躍していってもらいたいと思う今日この頃ですー。

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